2015年10月18日

店舗と個人のブランディング

私がいつも外食をしている時に感じる「また来たいなと思えるお店」というキーワード。流行るお店は流行らないお店と何が違うかを考えてみよう。
当たり前と思うかもしれないけど、意外に当たり前になっていない事が多いのも事実であるように感じます。

「店舗ブランディングと個人ブランディング」
ブランドと言えば何を思い出しますか。ロレックス、ヴィトン、アルマーニなど、様々なジャンルで名の知れたブランドがあります。もちろん飲食店にもあります。
名前は挙げませんが、大衆居酒屋から高級レストラン、賑わいの立ち飲み屋さんから隠れた名店まで、様々な店舗が全国に、関西で、神戸市内でと地域は様々ですが、大勢の方に知れ渡ったお店がたくさんあります。
これを私は「店舗ブランディング」と呼んでいます。

店舗として屋号を認識していただき、誰を連れて行っても恥ずかしくない、いわばハズレのないお店という地位までもっていくことです。そのためにはある程度、万人受けする味・雰囲気・コストパフォーマンスが重要になってきます。バランスが取れていて、誰でも気軽に足を運べるお店になっていく必要があります。
逆にターゲットを絞って、「記念日などにはちょっと贅沢に食べたい」というお客様を非日常の世界でお迎えするお店も名店の一つと言えるでしょう。どちらの手法でも「お客様の記憶に残り、是非とも行きたいお店のリスト」に入り込む事が店舗ブランディングの重要な要素です。

では個人ブランディングとはどのようなものでしょうか。
料理人やホールスタッフの人柄に惚れ込み、「あの人に会いたい、話したい」という感情を持っていただくことを個人のブランディングと呼んでいます。
個人で経営しているお店であれば、大将の人柄につくお客様とお店の雰囲気や料理の味につくお客様がおられます。多くのスタッフで運営しているお店では、お店の立地、味、価格、雰囲気、接客力にお客様はファンになっていかれます。
この個人ブランディングは、お店の雰囲気作りにも役立ち、もちろん接客力にも大いなる武器になります。お客様に覚えてもらう事、お客様を覚える事で人間関係が成立し、自分に会いに来てくれる方が増えれば流行るお店になります。昔からよく言われる「看板娘」などという言葉がこれに当たります。

お客様の絶対数を上げるだけでなく、リピート率を意識して固定客を持つ事が、流行るお店作りの基本要素となります。口コミで広がる店、人が人を呼んでくれる店にするためには、個人をブランド化していく事で、その力が合わさって「店舗ブランディング」に繋がっていくでしょう。
店舗だけが有名になって個人レベルが低下し衰弱したお店も多数あります。基本は客商売ですから人同士の関係性からお店というしっかりした箱物が生まれるのです。

では本日の一言。
「どのように口コミを増やすのですか?」

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現在ではSNSやデジタルメディアを使って口コミ効果を高める事は可能です。しかしそれは方法の一つであり、基本的には人が広めたくなる店作り、接客力を高めていく地道な努力が必要でしょう。作られた流行が持続しない事は誰の目にも明らかです。

posted by ヒゲ男 at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食店運営関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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